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心に花を咲かせましょう。 2011年8月 またそのご家族やご友人の方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。被災した 地域の一日も早い復旧復興、そしてみなさまの安全をお祈り申し上げます。 未曾有の大震災により、多くの方々の尊い命が失われ、今もなおたくさんの方々が厳しい避難生活を送られています。これまで私もその悲しさに何度も涙をしました。 その上さらに、私たち日本人は、戦後再び原子力の恐怖に慄く日々を過ごしている現状です。あのとき、まさかこの日本においても、ネパールのように計画停電を経験することになるとは全く思いもよりませんでした。ネパールでは、水不足のために、乾季には毎日18時間以上も停電が実施されています。カレンダーは、ネパールの女性たちが夜もろうそくの灯りのもとで筆を持って、一枚いちまい色を塗ったものです。 計画停電の最中、私も自宅でろうそくの灯りを見ながら、ネパールの生活を思い起こす日々となり、電力に頼ってきたこれまでの自分を戒める思いになりました。 そして、被災された多くの方々や、原発で故郷を離れざるを得ない方々、さらには生産物の被害に合われている方々の苦しみを思うたびに、心が締め付けられる毎日です。 震災は、実に多くの人々の心の奥深いところにまで傷を残しています。けれど、この先も、未来に希望を持って、前を向いて生きられるように・・・・これからは、みんなの心に一輪ずつ、あたたかいぬくもりの花が咲く種をまいていきましょう。 2012年が、皆様にとりまして本当に良き年となられますよう、深く祈りつつ…。 ゆいガイア 井林昌子 |
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